日本にいながら海外コンドミニアムの賃貸契約を結ぶ
Thailand渡航前にリモートでコンドミニアムの賃貸契約を済ませました。
入国審査時に強制隔離終了後の滞在先をチェックされたという情報を見て、事前に部屋を確保した方が良いだろうと考えたためです。 → 実際にチェックされました
ビザが手元にない&渡航日未定の状態でしたが、契約に必要なのはパスポートのみで日本にいながら契約できてしまいます。
通常時であればホテル滞在しながらじっくり探すパターンになっていたかもしれませんが、当時(2021年)はいつロックダウンするか不明な状況で、現地入りしても気軽に出かけられないのでは…と危惧していました。
また、日本から調味料・食品を持ち込むため、早めに生活をスタートさせて自炊できたほうがいいなとも思っていました。
物件・部屋探し
《予算設定》
まずは予算を決めます。
内見なしで入居するため、失敗した時に備えて可能な限り低めに設定しました。
《ネット検索・SNSチェック》
予算内で住めそうなコンドミニアムをネットで探します。予算が低すぎてほぼ引っかかりません笑
現地の知り合い0なのでネットの情報だけが頼り。
良いなと思った物件があれば日系仲介会社サイト・ローカル物件検索サイトの他、各種SNSもチェック。
FacebookやYoutube、Instagramは物件名で検索すると何かしらの投稿に辿り着くので、たまに見ていました。
物件・部屋決めで一番参考になったのはYoutube。
そこそこの規模感のコンドミニアムであれば誰かしらルームツアーやPR動画を投稿しています。
ファシリティや部屋の紹介動画のおかげで生活動線がイメージしやすかったです。
物件・部屋探しの基準
このときの物件・部屋探しで基準としていたのは下記項目。
- 食材、日用品を買えるお店が徒歩圏内
- 日本語通訳がいる病院が遠すぎない
- 駅近
- 築5年以内
- 洗濯機、冷蔵庫、電子レンジ完備
荷物が入りさえすれば狭くてもOK、ファシリティの良し悪しは優先度低め。
ネットで調べたエリアの特徴や物件情報を照らし合わせ「住んでみてどうしても合わなければ引越せばいいよね〜」という感じで探していました。
私はバンコク2回、パタヤ1回、チェンマイ1回しか行ったことないレベルで土地勘がほぼなかったので、「このエリアに住んでみたい」という希望はこの時は浮かんでこなかったです。
夫は予算内で私が住めるところならどこでも…という感じでした。
賃貸契約の流れ
1.エージェントへ問い合わせ
渡航約3ヶ月前(ビザ申請準備中)。
とあるコンドミニアムに目をつけたところ、ちょうど良さそうな部屋の募集が開始されたのでエージェントへ問い合わせ→部屋の画像が送られてきたので確認します。
次に契約開始希望日を伝えてパスポート画像を送付。
希望日は約3ヶ月後とだいぶ先でしたが、コロナ禍でなかなか借り手が見つからないのかオーナーからOKをもらえました。
その他確認・相談したのは以下の項目。
- Wi-Fi設置
- 浄水器設置
- 駐車場代
- 入居前のエアコンクリーニング可否
《Wi-Fi設置》
コンドミニアムごとに契約可能なプロバイダーが異なります。
エージェントから「確認のうえ手数料無料で代行契約可能」と申し出があったため、お任せすることにしました。
《浄水器設置》
ひとまずキッチンだけ入居日に設置してもらい、シャワー・洗面台は住み始めてから要検討。
手配はエージェントにお願いし、支払いは自己負担で合意。
《駐車場代》
コンドミニアムごとに取り決めが異なります。
車・バイクの購入を検討していたため、事前確認しておきました。
《入居前エアコンクリーニング可否》
リクエストが通り、入居前にオーナー負担で実施決定。

既に賃料が最低価格に設定されていること、入居時期がかなり先であることから、これ以上のリクエストは難しいかな〜という雰囲気。
私たちとしては、契約開始時期を3ヶ月近く待ってもらえたことが本当にありがたかったです。
オンライン内見は希望すればできたかもしれませんが、しませんでした。
2.予約金支払い
現入居者退去後に予約金を支払うことで部屋の募集止めが行われます。
デポジット2ヶ月分 + 前家賃1ヶ月分をオーナー銀行口座に振り込み、レシートを受領。
3.賃貸契約書サイン
予約金の着金確認後、エージェントからオーナー署名済み契約書が送付されるので、サインして送り返します。
公的書類には青ペンでのサインが必要なので、青ペンで記入。
夫婦で入居することを伝えましたが、契約に必要なのは夫のパスポートとサインのみで、私(妻)のパスポート、ビザ、その他個人情報を提供することは一切ありませんでした。
契約期間は1年間。
賃貸契約書記載の住所は現地での手続きに必要な場合があるので、1部印刷しておくと便利。
(タブレットやスマホ画面を見せるだけでOKなときもある)
私たちの場合は入国審査時に紙の賃貸契約書をチェックされました。
4.入居日調整
入居日(鍵をもらう日)は入国後隔離が何日間なのかによるので、渡航日が近づいて隔離期間が確定してからエージェントへ連絡しました。
オンライン内見なしで賃貸契約するデメリット
無事リモートで賃貸契約が完了しましたが、1点後悔したことがあります。
それはオンライン内見しなかったこと。
Youtubeに同じ間取りの動画が上がっていて大体イメージできていたので、あえて申し込みませんでした。
また、エージェントからは

現入居者退去後の部屋は綺麗な状態でしたが、入居前にクリーニングが入ります
と連絡があり、清掃に関して気に留めていませんでした。
しかし、実際に入居してみたら全体的に清掃不十分。
クリーニング後の部屋の写真はエージェントから送られてきていましたが、それだけでは細部の状況がよくわかりません。
例えば冷蔵庫の中はペットボトルが残ったままで髪の毛がついていたり、ベッドやソファの下は埃が溜まっている。電子レンジの中も汚れついたまま。
どこをクリーニングしたんだ?
家具家電付きの部屋ならそれらも含めてクリーニングが実施されたか確認が必要だったんだな〜と思い知りました。
契約後にアレコレ言っても通らないのは承知していましたが、洗濯機が汚いのは許容できず(笑)オーナー負担で専門業者による洗濯槽クリーニングを実施するよう要請しました。
他は自分で掃除できなくもないので仕方なく目をつむりましたが、オンライン内見していたら気づけた部分もあったかも…と少し後悔。
ちなみに日系エージェント×日本人オーナーの物件です。
入居後のエージェントの対応※に思うところがあり、この物件は数ヶ月で退去しました。※担当者によります
初回なので日本語でやりとりできる安心感があったのは良かったです。
ちなみに現時点で3回引越ししていますが、初回の物件以降は日系を利用していません。
住みたい部屋を扱っていたのが日系ではなかった…というだけですが。
どれも高級物件ではないけれど、入居後や退去時もしっかりサポートしてくれています。
運次第なところもありますが今のところトラブルはありません。
それぞれの物件の特徴やローカルエージェント・引越し業者の対応などについては別途ブログに書ければと思います。
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