【花粉症対策グッズ】試行錯誤を重ねた結果、効果的だと感じたモノ
花粉アレルギーを持つ私は毎年2月を迎えると憂鬱な気持ちになります。
そんな中、30歳半ばの夫までもが突如花粉アレルギーを発症。
花粉症が夫婦ふたりの問題に発展した近年、少しでも症状を緩和したいという思いで花粉対策グッズをあれこれ試してきました。その結果行き着いた、我が家の花粉対策法(最新)を一挙紹介します。
せめて家の中だけでも快適に過ごしたい…
【家電編】とにかく《症状緩和効果・お手入れの楽さ》を重要視したおすすめ製品
現在、花粉レルギー症状を和らげるのに貢献している家電が5つあります。
これがあれば絶対症状はでない! なんてことはもちろんないけど、これらがない状態で花粉シーズンを過ごすなんて今となっては考えられない。
個人差はあれど「これは効果的だ」と夫婦で実感したものだけ厳選して紹介。
加湿空気清浄機ではなく、単機能の「空気清浄機」が密かに人気
ひとつめは「空気清浄機 F-PXS55(パナソニック)」。
以前はダイキンの加湿空気清浄機を使っていましたが、お手入れが面倒な上に2年目からはクサイ臭いを発するようになってしまいました(掃除はやれるだけのことはやったつもり)。
3年目には耐えられなくなったため、単機能の空気清浄機に買い換え。
パナソニック製はナノイー効果で「花粉・ハウスダスト・カビ菌など」を抑制。脱臭効果もあり。
加湿空気清浄機みたいに水を使わないのでヌメり・生臭さ・水滴ポタポタなどの不快感ゼロ。
この空気清浄機はたま〜にフィルターの埃取りとセンサーレンズを拭くだけ。
お手入れがめちゃくちゃ楽になって嬉しいし、ダイキン時代より花粉症状緩和に効果があるなと感じています。
クリーンサインが赤いときは空気が汚れている証拠。綺麗な状態になると青く光ります。
ダイキンやシャープにも空気清浄機はあるけど、うちは訳あってシャープ製品を絶対買わない方針。ダイキンは加湿空気清浄機が臭くて好感度が低い。
パナソニックは見た目が好みで口コミも良かったので選びました。《F-PXS55》は25畳(41㎡)までOK。
気になる音は非常に静かで心配無用。就寝中に使用しても一切気にならないレベル。
これを導入して以降、夜中〜朝方にかけて目の痒みや喉のイガイガで目覚める回数が激減(個人差はもちろんあります)。
人気製品のため時期によっては在庫切れ。検討中なら在庫ありのときに素早く決断して買うのが良いと思います↓
象印の「スチーム式加湿器」アレルギーで荒れがちな目・肌・喉に潤いを
2つめは「スチーム式加湿器 EE-DA50-WA(象印)」。
さきほど紹介したパナの空気清浄機と併用中。
大容量4Lタンクなので寝て起きるまで長時間加湿してくれます。
スチーム式は雑菌繁殖の懸念が少ない・生臭い匂いがしないのがメリット。暖かい蒸気が出るので寒い時期はほんのり部屋が温まる。
お手入れはたまにクエン酸モードで沸騰させて拭き取るだけ。フィルター交換も発生しない。
せっかくパナの空気清浄機が静かなのにこれは音が出る方なので、神経質な人には向かないかな。「弱」モードでベッドから離せばうちはふたりとも普通に寝れます。
これをつけると加湿計の数値がすぐに変わるので即効性あり。私は内服薬の影響か目・口が乾きやすくなり、鼻水で鼻・唇が乾燥しがちなので加湿器があると安心。
象印のこのデザインが気に入らないという声も聞くけど、これ以下の容量だと就寝中もたなそうだし構造が単純で扱いやすいので、私はこれ以外のスチーム式加湿器は欲しいと思えません。
「電気衣類乾燥機」で花粉漂う外干し&面倒な室内干しとおさらば
3つめは「電気衣類乾燥機 NH-D603(パナソニック)」。
単身〜DINKS(二人暮らし)向け賃貸住まいでも、電気式衣類乾燥機は設置できました。
花粉漂うベランダ干し、ジメジメ生乾きが不快な部屋干し、両方のストレスから解放されました。
縦型洗濯機で普通に洗濯した後、そのまま衣類乾燥機にポイするだけで完璧に衣類が乾きます。
お手入れは未使用時にフィルターの埃を掃除機で吸い取るのみ。
自分自身も衣類も外気に触れずに済むので、室内に取り込まれる花粉の量はグンと減ります。
埃と共に花粉もフィルターがキャッチしてくれてそうな感じがして、安心してお風呂上がりにタオルを使えます。
以前ブログにアップした電気衣類乾燥機《NH-D603》レビュー記事はこちら↓
ちなみに、衣類乾燥機導入前は「サーキュレーター」と「除湿機」を併用して毎日室内干ししていました。
このコロナの除湿機(CD-P6319)はとても気に入っていて、乾燥機NG衣類には今でも使用しています。さっさと水を捨てればタンク内にヌメリやカビができない。除湿機はこれがNO.1。
花粉アレルギーが重い方&洗濯物の量が多め(主に夫の衣類)なので、賃貸住まいでも諦めず衣類乾燥機を設置して良かったです!
生活空間に残った花粉は高性能な「コード式掃除機」で対処
4つめは「掃除機 MC-JP810G(パナソニック)」。
紙パック・コード式の掃除機です。
花粉シーズンは可能な限り朝と夕方の2回掃除機をかけます。
さらに、「お布団掃除機用ノズル」につけかえてベッド上の花粉を吸い取るイメージで布団類も掃除します。
コロコロやクイックルワイパーだけでは頼りないので、吸引力の高い掃除機は絶対必要。サイクロン式より紙パック式の方が圧倒的にゴミ捨てが楽。
さきほど挙げた家電のフィルター埃取りにも活躍中。クリーンセンサーが目に見えない細かいダニの死骸やフンまで検知してくれる機能あり。
ササッと毎日使いたいので、現在はコードを差したまま、手に取りやすい位置に出しっぱなしにしています。(電源タップでオンオフ切替)
過去のレビュー記事(MC-JP810G)はこちら↓
布団を外干ししたくないので「布団乾燥機」に頼りまくり
5つ目は「ふとん乾燥機 スマートドライ RF-EA20(象印)」。
これがあれば布団を外干しする必要なし! 花粉シーズンに布団を干すなど恐ろしい…
アイリスオーヤマのカラリエが人気みたいだけど、ホース部分が劣化しそうな気がしたので象印を選びました。
象印は未使用時コンパクトに収納できて、上の部分を開くと台形の吹き出し口が現れてそこから温風がでます。
布団以外に、膝掛けの中に入れたりしてコタツ代わりに使うことも。乾きにくい靴の乾燥にも役立ちます。
布団上では寝かせて使用↓
就寝前に温風を入れると暖かくて幸せ。
外干しは花粉や汚れ、虫等が気になるので、布団乾燥機は手放せません。
空気清浄機と掃除機がけのおかげでモーニングアタック(起床と同時に発症する辛い花粉アレルギー症状)がかなり減った。
衣類乾燥機・布団乾燥機を使うとタオル・衣類・シーツに付着する花粉の量が減って安心。
加湿器で乾燥予防すれば室内環境が良くなり、結果的に症状緩和につながっていると実感してる。
【日用品・ケアアイテム】小さな積み重ねを大事に。花粉対策の定番は…
ここからは日用品や日々のケアに使用している製品を紹介。
忘れてはならぬ「通気口フィルター」花粉シーズンは高機能のものを
まずは「通気口フィルター」。
ここも放っておくと花粉が室内に入り込んでしまうので、しっかりフィルターを装着します。
左が普段使い用、右は花粉シーズン用。
この時期だけは少々高くてもしっかり花粉をシャットアウトしてくれそうなフィルターを装着。
今年なぜか在庫が見当たらない「アルファー技研工業の換気口フィルター(アレルゲンタンパク無害化)10枚入」の余りを使用中。
「吸着した花粉などを無害化する」という高性能フィルターのため、結構高かったです。でもこの時期限定なので良いです。
他メーカーのでもいいけど花粉やPM2.5にキッチリ対応できるフィルターを使うのが無難。安心感が違います。普段は安いやつで十分。
超便利&省スペース「ドアハンガー」で花粉を生活空間に入れない工夫
花粉がまとわりついたアウターやストール類は玄関より先の生活空間に持ち込みたくない。
そんな時に大活躍なのが折りたたみドアハンガー「スマート」(ホワイト)。
玄関収納の扉にひっかけるだけで、即席ドアハンガーの完成。
扉の裏側↓
貼り付けたり固定したりしていないけど結構安定してます。
未使用時は折りたたみ可能↓
省スペースで空間を活用できるのでおすすめ。可能な限り花粉は玄関でシャットアウトしたい。
地味ですがかなり重要な玄関アイテムです。
花粉シーズンは帰宅後即シャワーを浴びるようにしているので、アウター・ストール以外の衣類は基本洗濯エリア直行。極力室内に入れないようにしてます。
少しでも快適に過ごせるように、お気に入りの「マスク」を1月中に確保
10年以上花粉アレルギーと付き合っているうちに、マスクの付け心地もストレス度に直結することがわかってきたので、自分に合った好みのマスクを事前に確保しています。
1月中に《2〜5月初旬までの分》をストックするのが基本。
私は「フィッティ シルキータッチマスク」シリーズがお気に入り。耳が痛くならず、ふわっとしているので。
フィッティはわりとどこのドラッグストアでも見かけるけど、たまにしか見かけない「極やわ」シリーズも好きです↓
私はココカラファインでしか見たことない。これも不快感少なめでおすすめ。
ノーズマスク(鼻に直接差し込むタイプ)は何度か使用したけど苦手。
そういえば、花粉対策家電4つが揃う前、症状がひどかった時期は家の中でもマスクをしていましたが、現在は外出時だけでOKになりました。
家電効果は侮れない…!
コンタクト派でも「メガネ」の着用推奨
普段《コンタクトレンズ・度ありメガネ》両方使っていますが、やはり花粉シーズンはメガネの出番が多いですね。
コンタクト装着時でも、度なしメガネを上からかけるようにしています。
これはZoffのPCメガネ(度なし)↓
過去ブログ↓
風がある日はマスト。ちなみに、メガネの曇り止め商品はいろいろ試した結果「使わない」という結論になりました。
JINSの曇らないレンズを購入したこともあるけどほぼ曇るw
毎日使う「目薬(市販)」はより負荷が少ないタイプを選択
花粉にやられて目を洗いたいけど出先で顔を洗うわけにいかない、という場面では「ソフトサンティア」という涙液に近い性質を持った人工涙液を使います。
20代の頃、別件(花粉以外の症状)で眼科医に勧められて以来愛用中。
防腐剤無添加のため、使用期限内であっても開栓後約10日間以上過ぎると使えません。管理は面倒だけどアレコレ添加された他製品を多用するよりマシです。
花粉を洗い流す他、ドライアイや目に入った化粧品(アイシャドウ の粉)・まつ毛を流すのにも活用できます。
別途病院からアレルギー用点眼薬を処方されているのでメインはそちら。ソフトサンティアを日常使いしていることは医師に申告済み。
昨年も紹介したマストアイテム「リップクリーム / ワセリン / マルチビタミンサプリ」
美容系ケア用品の定番は3つ。
- 薬用リップクリーム(DHC)
- 白色ワセリン(サンホワイト チューブ型)
- マルチビタミンサプリメント(ファンケル )
外側からも内側からもケア。白色ワセリンに関しては無添加で唇や目もとにもOK。夫婦で愛用中。
過去ブログはこちら↓
以上、花粉症夫婦が愛用している花粉対策グッズの紹介でした
帰宅後は速やかにシャワーを浴びたり、内服薬を切らさないよう仕事の合間に通院したり、症状緩和のため細々とした努力とお金が必要な花粉症。この先日本にいる限り付き合っていくのかと思うとクラクラします。
これだけ紹介しといてアレですが、外出しないのが一番ですね。
あとは個人的に小麦と添加物の摂取を極力控えることも大事にしています。1年くらいでは効果が見えませんが、2〜3年継続していくと「これも症状緩和に効いてるな」という気がしてきます。夫も控えています。
舌下免疫療法、そろそろ手を出そうか悩み中。ぼちぼち口コミが上がりはじめたので注目しています。
そういえば今住んでいる賃貸マンションは内廊下なのですが、この時期かなりありがたいなと思います。外気にのって玄関に花粉が舞い込む心配がないので。
***
花粉症のみなさん、今年はコロナウイルスの影響でマスク入手すら困難な状況だけど頑張って乗り切りましょう。
ちなみにティッシュは普通のタイプを使っています。
以前は高保湿タイプを購入していましたが、家電のおかげで自宅内でのくしゃみ・鼻水の量が減少したので、今は高級な柔らかいやつじゃなくても平気。使用頻度自体減ったから。
過去はティッシュ代もかさんでたので、対策の効果は本当にすごい。
コメント