【2019年】機内で観て面白かった洋画は黒人女子高生が主役
GW海外旅行の飛行中、映画をいくつか観ました。
日本語吹き替え版の映画が限られている中で、唯一面白くてのめり込んで観ていたのは
「The Hate U Give(ヘイト・ユー・ギブ)」。
アメリカの黒人女子高生が主人公のドラマ映画です。
私が観たのは飛行機の中ですが、プライムビデオでも観れます。
原作は2017年の小説。
昨年、黒人差別問題や黒人女性が主人公の映画をアマゾンプライムで鑑賞したのですが、この手の映画は見応えがありそうな予感がしていました。
以前観た映画の感想はこちら↓
そして予感は的中。
早い段階から目が離せない展開に入り、機内食が運ばれてたときは中断するのも惜しいほどでした。
当たり前のように女子高生がスマホを持つ時代なのに、
当たり前のように銃や麻薬に関する描写がある。
ひと昔前の話なのか現代の話なのか、こんがらがる感覚がありました。
日本にいると平和ボケしてしまい、海の外で起きていることは異世界の話のような錯覚に陥りますが、米社会では現代でも銃乱射事件や黒人差別問題が残ったまま。
そういう現実を突きつけてくる、良い意味で緊張感のあるストーリーでした。
もし自分に高校生くらいの子供がいたら、こういう映画を一緒に観たいかもしれない。
ちょっと話逸れるけど、この映画をみたとき、ビヨンセのある楽曲を思い出しました。
Beyoncé – Formation
この曲にまつわるエピソードを調べてみると、なぜこれがポッと頭に浮かんできたのかがわかると思います。
アマンドラ・ステンバーグは美人で演技力もすごい
行きの飛行機では日本語吹き替え版で、帰りの飛行機では英語版で観ました。
吹き替えの声優さんの声もマッチしていてとても良かったですが、普段は字幕派で女優たちの地声や話し方が知りたいなと思ったので、2回目は英語版で観ることにしました。
主人公のスターを演じるアマンドラ・ステンバーグを初めて知りましたが、表情豊かで美人、なにより鬼気迫る演技が魅力的。
そんな彼女は若くして活動家でもあるらしい。
VOGUEのインタビュー記事↓
笑顔はとてもあどけなくて可愛いけど、芯はしっかりしているな〜と。
だからこそスターはハマり役だったのだと思いました。
ちなみに一番好きなシーンは、主人公スターがプロムに参加したときの服装が映し出された瞬間。
白人の学生に囲まれながらも、ブラックのスニーカーでキメていたのがカッコよかった。髪型も。
私はストーリー展開だけでなく、ファッションやメイク、インテリア等も観察するタイプです。
あと、音楽もハマるとYoutubeでサントラを聞きまくる。
彼女のインスタグラムをのぞいてみると、映画の中の女子高生姿からは想像できなかった個性的な写真がたくさん↓
今後も密かに注目しようと思っている女優さんです。
映画のインスタはこちら↓
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ELLEのサイトに黒人系の映画がまとめられていたので、他のもそのうち観てみようと思います。
なお、「The Hate U Give」の後に「メリー・ポピンズ リターンズ」を見始めたところ、早い段階で睡魔にやられて気を失いました。
多少緊迫する重たい映画の方が集中して観れますな。
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