買って後悔した3,000円以下の2WAY掃除機
【ツインバード】 サイクロン スティック型クリーナーは3ヶ月で寿命尽きた
買わなきゃ良かった・買って後悔した家電製品。
それはツインバードの激安掃除機。
しばらくクイックルワイパーで床掃除をしていましたが、
- 除湿機や加湿器、その他家電のフィルター掃除
- 狭い隙間の埃除去
- キッチンで粉類を床にこぼしてしまったとき
など、掃除機を必要とする場面がちょこちょこあるな〜感じていました。
ある日、夫婦で相談した結果「掃除機はあった方が良さそうなので買おう」と決まりました。
同棲時代は掃除機を使用していましたが、夫の海外赴任を機に一度手放した経験があります。
久しぶりの掃除機購入だったのに見事に大失敗。
使用開始後3ヶ月で早々に壊れてしまいました。
【購入経緯】PayPay第一弾キャンペーン中の「ビッグカメラ」で…
掃除機購入を検討していたのは、PayPay(ペイペイ)のキャンペーン第一弾が話題になっていた頃。
キャンペーンに乗り遅れないよう
正直どの掃除機がいいか調べ切れてないままビッグカメラに行ってしまい、
ほぼ勢いでその日一番目立っていたツインバードの掃除機を選びました。
それが失敗の元ですね。
浅はか・軽率。
本当にやってはいけない買い物の仕方でした。
壊れた部分は「ダストケースボタン」致命傷を負い再起不能
壊れたのは「ダストケースボタン」。
スティック型クリーナーで自立はするけれど不安定なので、
倒れた衝撃でボタンが埋め込まれてしまい押せない状態に。
本体とダストケースをカチッと繋ぐことができなくなり、
約3ヶ月で寿命が尽きました。
3,000円程度で入手した掃除機はわざわざ修理に出そうとは思えない。
買い替え後の掃除機についてはこちら↓
安かろう 悪かろう
こういう買い物の仕方はしないように、と気をつけていたつもりが完全にやらかしてしまいました。
掃除機は勢いで買うものではない。
短期間だけ使いたいのか、5年10年と長く使い続けていきたいのか、
しっかりイメージを固めて購入すべきでしたが
PayPayキャンペーンを利用することが優先になってしまい、大事なことがおろそかになっていたと思います。
一応、3ヶ月間はほぼ毎日使用していたので
【ツインバード】 サイクロン スティック型クリーナー(TC-EA35W・2018年製)の
- 残念なところ
- 良かったところ
を振り返っておきます。
まずはデメリットから。
ツインバード(2WAYサイクロン掃除機)レビュー! 残念ランキング
【第1位】ノズルが外れない。2WAYなのに1WAY
この掃除機には細いノズルが付属でついています。
ハンディ部分に細いノズルを装着すれば、棚やデスク・家電製品のフィルターの埃とりに使えます。
なのに、床用吸込口が一向に外れません。
男性(夫)の力で引っこ抜こうとしてもダメ。
取り替えることのできないノズルはあっても意味がない。
1台2役で「ハンディ掃除機」として分離して使えるのが激安掃除機にしては良いなと思っていて、ハンディにするとき細いノズルつけたかったのに…
これでは掃除機を購入した目的が達成できません。
意気消沈しました。
【第2位】ゴミ捨てが不便&不衛生。サイクロン式の宿命ではあるが…
この掃除機は、外から吸ったゴミの量を見ることができます。
それは良いのですが、問題はダストケース内のゴミ捨て。
ダストケースをパカっと外した瞬間まではなんともないのですが…
まず、一番上のフィルターを外すと
埃がビッシリこびりついてる!
これは振り落とそうとしても落ちません。
なお、説明書には「ワンポイントアドバイス」ということで
と記載がありました。
購入前は、ただケースに溜まったゴミをポイっと捨てるだけだと思い込んでいましたが、
このような罠があったとは確認不足でした。
当初のイメージは、こんな感じでケースのゴミを出すだけかと…↓
無知識で買ってしまい本当に後悔。
先ほどのフィルターの下にはさらに
「アウターフィルター」が組み込まれているという↓
まさかの二重構造。
もう、本当に素手で持つのが嫌すぎた。汚いんだわコレが…↓
水洗いOKですが、そもそもこのフィルターを素手で触るのも、見るもの苦痛。
いちいち手袋をつけたくもないし本当に面倒。
学び
「サイクロン式」はゴミ捨てが簡単なようで簡単ではない。
丸洗いできるとはいえ、その前に埃を落としてからでないと排水溝がつまる。
素手でゴミ処理を完結できないのはかなり不便。
購入時は掃除機の構造とゴミの捨て方を細かくチェック&イメージした方が良い。
初めて「紙パック式」の魅力に気づきました。
【第3位】自立はするが安定性に欠ける
ツインバードの激安掃除機の魅力のひとつは自立するところ…
と思って購入したものの、本体自体かなり軽いので安定性に欠けます。
軽さ自体は魅力ではあるものの、ちょっとしたことですぐ倒れるので
今回の「ダストケースボタン」が壊れる原因にもなってしまいました。
掃除中のちょい置きには良いな〜と感じましたが、
倒れると床が傷つく可能性があるので
不安がつきまといストレスの原因に。
今回は床ではなくて掃除機の方が傷つく形となりました…
【第4位】隙間に入れるとハンディ&ダストケース部分がガンガン当たる
ベッドやソファ、棚の下の隙間に入れようとすると、
ハンディ&ダストケース部分がガンガン脚に当たります。
そのせいもあり、3ヶ月しか使用していないのに
無数のすり傷ができてしまいました↓
ボタン部分にも結構当たってたかも〜。
2WAY(ハンディ/スティック)だとこの形が多いですが、
家具の下を掃除するなら避けるべきでした。
細いほうがいいです。
【第5位】ローラーがガチャガチャ。床に傷がつきそうで終始不安
激安掃除機なので目をつぶるべき箇所かもしれませんが、
ローラーがかなりコストを抑えてそうな素材で
掃除機を滑らすたびにガラガラ/ガチャガチャうるさい。
床が傷つかないか毎回ヒヤヒヤ。
おもちゃみたいなローラーなので、フローリングには不向きでした。うちは賃貸で築年数浅目なので気になってしょうがない。
【第6位】ハンディ掃除機として使うと排気口の風が顔に直当たり
ノズルの取り替えができないので「ハンディ掃除機」として使えたのは1回きりでした。
その最初で最後の1回目で不快に感じた点は
排気口から出る風が「顔」に直当たりすること。
ハンディタイプだと自分の顔に近い位置で使用するので、
意識はしていても、排気口の位置的にどうしても風が当たりイラっとしてしまいました。
【第7位】質感や作りがちゃっちい&汚れやすい
さきほどのローラーのガチャガチャと似たようなことですが、
激安掃除機は当然それなりの質感です。
汚れもつきやすいし、ビッグカメラで現物を見て買った自分で言うのもなんだけどちゃっちい。
それは承知の上で購入したので、機能面で不満がなければいいやと当初思ってました。
が、順調に(?)他の面で不満が蓄積していったので、不満の矛先は見た目部分にも向いてしまいました。
ちなみに電源コードが刺さっているこの部分↓
使っていくうちにヘタって分離していくというレビューをちらほら見かけました。
たしかに、年数を重ねるとダメになりそう。
激安なので、まぁ仕方ないか…
ツインバードの激安掃除機(TC-EA35W)の良かったところ
散々デメリットばかりあげてきましたが、
ツインバードのスティック型クリーナーにも良いところはありました。
そこそこの吸引力
残念ポイントが多い掃除機でしたが、肝心の「吸引力」はそこそこありました。
安いなりにカーペット上のゴミもしっかり吸い取ってくれたので、その点は良かったと思います。
軽いので体への負荷が少ない
とことん軽量化されているので、掃除機を滑らすのが楽。
持ち上げて移動させるのも全く負担がなかったです。
ゴミのたまり具合が一目瞭然
ゴミの捨て方に関しては不満だらけでしたが、
吸ったゴミの量が外側から確認できるのは良かったです。
こんなに埃がとれるならもっとマメに掃除しようと思えました。
フィルター掃除がもっとお手軽だったら良かったのになぁ…
みんな毎回ティッシュペーパーはさんでるの??マメだなぁ〜
ズボラには向いていない構造だった…
電源コードが長い
電源コードは約4.5mあり、二人暮らしのコンパクトな家を掃除するには十分な長さでした。
コンセントの抜き差しは1回だけで事足りたので、負荷には思いませんでした。
音は可もなく不可もなく
音は「すごくうるさい」と感じるほどではなく、一般的な音量だと感じました。
ツインバードの単機能サイクロン掃除機・おすすめできるとしたら…
小さな事務所や店舗の床(カーペット)掃除
我が家にとっては残念な掃除機だったツインバードのスティック型クリーナー。
しかし、「吸引力」や「扱いやすい軽さ」は魅力的です。
例えば、
には適していると思います。
家具の下の隙間が少ないカーペットのワンルームとか、店舗なら試着室とか。
吸引力と手軽さだけあれば良さそうな場所なら、十分効果を発揮するかと思います。
もともと傷だらけの固い床
ローラー部分のがガチャガチャしていて安定性に欠けるツインバードの掃除機は、
繊細でキレイなフローリングに使うのはおすすめできませんが、
- 築年数の経った古い床
- 固くて傷がつきにくい床
であれば、あまり気にせず使えるかも。
倒さないように注意を払わないと、我が家みたいに壊してしまいますが。
ツインバード掃除機の廃棄方法
新しい掃除機をまたまた「ビッグカメラ」店舗で購入したところ、
壊れた方の掃除機を無料で引き取っていただけることになりました。
粗大ゴミに出す手間が省けたのは幸いでした。
新しいものが届いたと同時に手放すことに成功。
パナソニックの「紙パック式」掃除機に買い替えた!
5,000円以下の激安掃除機は今後NG
今回購入した【ツインバード】 サイクロン スティック型クリーナー(TC-EA35W)は、
結果的に3ヶ月しか使い物にならなかったものの、
- 掃除機の必要性を再認識できた
- 次回選ぶときの基準ができた
ので、良い経験にはなりました。
クイックルワイパーだけでは取りきれない埃がたくさんあることを目の当たりにしました。
ただ、5,000円以下の低価格掃除機はもう買わないだろうし、サイクロン式も選択肢から除外。
今回の反省点をふまえ、
今度は色々調べてイメージを固めたうえで新しい掃除機を購入しました。
新しい掃除機は数万円しましたが、本当に満足度が高く
「買って良かった!」と自信を持って言えます。
ちなみに、ダイソン・マキタではありません。
パナソニックの紙パック式です!!
床下の隙間にもスイスイ入るスリムなホース
自立する際も安定性抜群紙パック式で一切手を汚すことなくゴミを捨てることが可能
素材がちゃっちくない
見た目シンプル
最初からこれにしておけばよかったよ〜!
パナソニック紙パック式掃除機のレビューはこちら↓
実家の掃除機をみていて思いますが、コード式・紙パック式は長いと10年以上持つので、多少高くても全然ありだな〜と今更ながら思いました。
なぜか巷のブログでは他の2大メーカーが称賛されがちですが、パナソニックは品質がとても良くておすすめです。
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