海外旅行歴10年以上・初めて日本以外で入院を経験
今年5月と9月に夫とタイ旅行へ行きました。
5月は何のトラブルもなく満喫できましたが、9月のバンコク旅行では突然の体調不良【下痢・高熱・脱水症状】に見舞われ、現地の病院で緊急入院することになってしまいました。
当時の出来事を振り返っておこうと思います。
なぜなら、私は海外で突然具合が悪くなったことにメンタルがやられ「タイ 下痢 高熱」でググりまくり、みんながどう対処していたのか体験談を探しまくっていたからです。
「同じようなことを経験した人はきっといるはず…いたら対応方法を参考にしたい…」という一心で、ベッドで死にそうになりながら検索魔と化していました。
ブログの体験談が当時の私の心の支えになったので、自分自身のエピソードも一応残しておきます。
「タイ 下痢 高熱」でこのブログにたどり着いた当事者の方へ
以上をおすすめします。

私の症状は下痢・高熱・その後の脱水症状で、吐き気はありませんでしたがものすごくしんどかったです…
タイ・バンコクでの入院体験談【症状編】
真夜中に襲来してきた下痢・トイレに行った回数がえげつない
バンコク旅行2日目の夜。
夫と同じベッドに寝ていたら、急に目が覚めた。
真夜中の静けさの中、はっきり聞こえる音量でお腹がゴロゴロ鳴っている。
鳴っているからには行っておくか…というノリでトイレへGO。しかし何も出ない。
ベッドへ戻って数分するとまたもゴロゴロ鳴るお腹。
再度トイレへ行ったところ、柔らかい便がでたので「うーん、飲み物の飲みすぎか?」程度に思い眠りにつこうと試みる。
これがとんだ思い違いだった。
この後から明け方にかけて、少なくとも20回以上トイレに通うことになったのだ。
3回目以降は明らな水溶性下痢となり、最後の方はもはや出てくるものが水分だけだった。
目の前にシャワー室があるので時々お尻を洗い流し、綺麗になったと思ったらまた水便。
ベッドに戻ってペットボトルの水をちびちび飲むだけで「ゴロゴロゴロォ〜〜〜〜ギュウゥ〜〜〜〜〜」と腸がざわめきだす。この瞬間は腹痛も伴う。
正直、水分は口に含むのが限界で、「飲む」ということはお腹が辛すぎてできなかった。

同じベッドで就寝中の夫は一度も目を覚ますことなく眠りこけていました
(私も翌日には良くなっているだろうと期待していたので、わざわざ起こさなかった)
なお、吐き気はなし。
このときの症状はしつこい下痢と、下痢に伴う腹痛のみ。
翌朝、グングン上がっていく体温。高熱でいよいよ関節痛&寒気が…
水便との格闘で疲れ果て、約1時間ほど寝て起きた朝。たしか目覚めたのは朝7〜8時頃。
下痢の症状は少し落ち着いてきたようで安心していた。
夜中〜明け方にかけてかなり消耗したので体力をつけないと、と思い夫におつかいを頼んだのは
・コンビニかスーパーで売られているポカリ(なかったので実際はカルピス)
ほんの少しではあるが、かろうじて食べたり飲んだりはできた。
お腹のゴロゴロも夜中ほどではない。
昨日は爆睡していた夫、このときは気を利かせてストローもつけてくれていたので、一気に胃に入らないよう少量ずつ飲めた。
日本語をみるだけでなんか安心する。
自分はこのままベッドで様子を観察しようと思い、夫にはせっかくタイまできたのだから楽しんでほしいと思い単身外へ送り出す。
「お昼12時頃の体調をみて、そのあとのことはまた考えよう」ということにした。
海外旅行時に毎回持っていく「体温計」の出番がついにきた
夫が外出した後、何気なく日本から持ってきていた「体温計」を手にして測ってみると熱が37度台。

海外旅行のときは毎回体温計を持っていくようにしています
どこかで悪い予感がしつつも、早く良くなれと祈る私。
しかしその祈りはあっけなくスルーされ、グングン上昇していく体温。
次に測ったときには38度台に変わっていた。
午前中のうちにホテルへ戻ってきた夫に体温報告。
「薬局」or「病院」へ行くという選択肢が脳裏にチラつき始める。
万が一病院へいくとなると、心配なのはお金・支払い部分。

このカードのおかげで、病院とのやりとりや支払い面が非常にスムーズ。大助かりでした。
そうこうしているうちに例のお昼12時になり、ついに熱が39度台に到達。
とてつもない不安に襲われ、より具合が悪化していった。
インフルエンザのときのように関節・節々が痛みだし寒気まで感じる始末。身体を起こすのはもちろん、ベッドでじーっと横たわることすらできず、終始もだえるように。
いよいよヤバイと思い、お昼すぎに病院へ行こうと決断。
しかしここは海外、いきなり病院へ行くのはNG。事前に「手配」が必要なのであった。
病院へ行くなら早い時間に決断を!(特にタイ語が離せない場合)
① まずは病院へ行く前に保険会社へ連絡
② 宿泊ホテル周辺で日本語通訳者のいる病院を探してもらう
③ 「○時に行きます」という予定を保険会社経由で病院へ伝えてもらう→その時間まで通訳担当者にいてもらう
夕方や夜だと日本語通訳者が不在の可能性も考えられます。
早めに行動するに越したことはないです。
保険会社とのやりとり以降のお話は、次回に続きます。
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